「社長、麻婆豆腐おいしいですね! レシピとか大変だったんじゃないんですか?」
あの~実はわたくし・・中華料理作れないんですよ・・(笑)
炎麻堂の麻婆豆腐はもちろん、担々麺や酸辣湯麺など全てを作ったのはこの男・・
炎麻堂の総料理長、和田久志なんです!
彼は今から約20年前、突如僕の前に現れました!
その時、僕は銀座でカラオケスナックをとあるクラブのママから譲渡してやっていました。
その店は常連の方や友達たちのたまり場と化してて、飲食経営の何たるかなんて何も考えず、毎日がハッピーだったらそれでいいじゃんみたいなノリでやっていたので、2年で撃沈しました・・当たり前ですね(笑) そこに僕のいとこが彼を連れて遊びに来たのです・・
僕のいとこは中華料理で有名な「銀座アスター」で働いていて、和田もアスターの銀座店で調理をしていました。 もちろんここはカラオケスナックなので「和田君(当時、僕は彼をクン付けで呼んだような気がする)何か歌いなよ! 何がいい?」って言ったら、彼は待ってました!とばかりに大きな目をギンギンに輝せて「ボウイの曲でお願いします!」と言った。
「ウマイ!」 和田の作った麻婆豆腐よりも感動したのを覚えています(笑)
あまりに上手なので、僕はそのあと立て続けに10連発、和田にボウイを歌わせました・・
今の炎麻堂は彼がいなければ存在しません・・
僕と和田はこんな感じで出会ったのでした・・(笑) 続く・・かな?